(※以下の内容はキャンプ大原でBM-9が壊れる前の話である)

すまん、BM-9!
俺はお前を誤解していた!
先月のみさきサバゲー参戦で、ホップを最大にかけると意外にも素直な弾道を見せてくれたBM-9 CO2GBB。
普通、ホップを最大にかけると弾はまともに飛ぶはずがない。鬼ホップになるものばかりと思い込み、これまでしっかり試したことはなかった。
みさきサバゲーのレンジでも20メートル付近で落ち込んでしまう「小便小僧弾道」だったため、ヤケクソで最大までホップかけてみたところ、なぜか、これまでよりも真っ直ぐ、それも30メートルくらいは飛ぶようになった!
こりゃあ一体どういうことだ?
そんなわけで、再び行きつけのシューティングレンジ・ハイドアウトさんで調べてみた。
新しいCO2ボンベを入れたマガジンを2本用意し、23メートルレンジにてクッションに腕を依託して射撃した。
2マガジンを撃ち切るごとに集弾性を確認し、結果の画面を撮影。
以降、ガスが切れるまで射撃を繰り返した。
その結果が以下である。
1セット目。

2セット目。

3セット目。

4セット目。

1セット目、スゴイやん!
中心からは外れているが、集弾性としてはほぼ白い円(直径25センチ)に収まっている。
これは東京マルイのスタンダード電動ガンと同じくらいだ。
マガジンは2本とも、4セット目を撃ち切ったときにちょうどガスが切れた。
1マガジンにつき24発の装填が可能なので、1本のCO2ボンベで96発撃てる計算になる。「100発以上」という触れ込みには遠いものの、実用上は充分な数字である。
4セット目は何とかブローバックしていたが、弾の勢いは明らかに弱くなっていた。有効的なのはおそらく3セット目までだろう。
2セット目以降、弾がかなり散らばっているのはガス圧の低下によるものかもしれない。
散らばるとはいえ、左右への散らばり具合はさほどでもない。人間のフォルムは縦に長いので、上下に散らばる分には問題が無いともいえる。
「ホップを最大にかける」という使い方が、BM-9本来の使い方であるかは分からない(おそらく違うと思うのだが)。
しかし今の状態からすると、BM-9は25メートル以上の遠距離を狙うことを想定してセッティングされている可能性もある。
ある程度の距離を飛んで初めて弾道が安定するように作られているのだろうか?
いずれにせよ、期せずして最適なホップ調整が可能になった。
別のパッキンに変えようかと考えていたこともあったが、当面その必要はなさそうだ。

これからも頼むぞ、我が愛銃よ!
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